ブラジルW杯、その後

ドイツ - ブラジルW杯優勝

開催国であるブラジルが準決勝のドイツ戦でよもやの1-7の歴史的大敗。そして、それではと挑んだ3位決定戦でもオランダに完封負け―。各国の報道やスポーツブログではブラジルバッシングがものすごかった。さらに、エースのネイマールが大けがを負うというブラジルにとっては「サッカー王国」の座を返上しなければならないほど、その権威は失墜した。

最終的には、南米開催では初となる欧州の雄・ドイツが、アルゼンチンを下してチャンピオンとなった。やはりドイツは強かった。そう思ったファンも多かったのではないだろうか。攻撃ではFWミュラーにクロース、守りではDFラーム、GKノイアーが能力通りの力を発揮し、堅実に勝ち上がった印象が強い。

サッカーニュースサイトの「サッカーキング」によると、ドイツが優勝凱旋した時の様子をこうつづっている。

「パイロットのウーヴェ・シュトローダイヒャー機長の粋な演出により、着陸態勢に入ってから高度を地上600mまで下げた同機はあえて、約50万人が集うファンマイルの上空を通過。そして10時21分、優勝カップを右手に持つフィリップ・ラーム主将を先頭に、世界王者が首都ベルリンのテーゲル空港にいよいよ降り立った。彼らの到着を一目見ようと、同空港の狭いテラスは約1000人のファンで、すし詰め状態にあった」

50万人が集うとはどういう感覚なのだろうか?まさしく国の誇りを世界中に知らしめたドイツ代表選手たちへの“量的な賛辞”であろう。W杯後のオフシーズンに、ノイアーが美女数人と楽しく笑う写真が報じられたが、まあこれはこれで「優勝したんだから」と勝者に許される振る舞いであろう。

一方、日本代表。グループリーグで1勝もできずに敗退。それでも敗者たちの“凱旋”を空港で待つファンは彼らをあたかも勝ったかのように温かく激賞した。同じ帰国でもドイツと日本とでは大きな違いがある。

日本代表の監督にはメキシコ人のアギーレが就任した。結局、何が日本の敗退をもたらしたのかがはっきりしないまま、「お疲れさん」というねぎらいの拍手でその原因は闇に葬られた。ブラジルW杯を直視する勇気が私たち日本にはなかったのだろうか?

日本代表帰国

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